『勧進帳』 歌舞伎クラブの発表 2003年11月17日(月)
体育館で歌舞伎クラブの発表がありました。今年練習したのは、勧進帳です。
3年生から6年生までの11人で演じました。
歌舞伎の言葉はわかりにくいので、はじめに、話のあらすじを担当の先生が話してくれました。
いよいよ始まりです。富樫が関所で待っているところへ、義経と弁慶が現れます。
怪しく思っている富樫の前で山伏らしく、拝んでいます。
疑っている富樫は、本当の山伏なら『勧進帳』を読めと言い、弁慶が何も書いていない巻物を手に、それらしく読んでいるところです。
右から富樫、弁慶、家来4人、義経の順。
金剛杖や身なりについての問いつめ、九字の臨兵闘者皆陳列在前(りんびょうとうしゃかいちんれつざいぜん)についての問いは、省略してあります。
背景の松は、教室の半分くらいの大きさで、5年1組で作成されました。
義経ではないかと疑われた強力をなぜ間違われるようなことをしたのかと弁慶が怒っているところです。
弁慶が義経をしかりつけている様子を富樫がしっかりと見ています。
弁慶はついに金剛杖で義経を打ち始めます。
しかし、富樫は、まだ疑っている。
富樫も山伏も一触即発。弁慶が中に入って止めています。
ついに弁慶は、そこまで疑うのなら、この強力(義経)を切ってしまうとまで言い出します。
それを聞いて、富樫は関を通ることを許します。(そこまでして主人を助けようとする弁慶の心に感心したのか)
富樫が去った後、弁慶は義経に謝ります。
そこへ、富樫が酒を持ってやってきて、弁慶がその酒をいただいているところです。
酔った弁慶は、舞をはじめます。
弁慶が舞をしているうちに、義経と4人の家来は関を通っていきます。
義経を無事逃がした弁慶は、笈を背負い、金剛杖を持ち、富樫に礼を言って立ち上がります。金剛杖を振り回す弁慶。
弁慶の退場。
かっこよかったです。
弁慶を見送る富樫。
最後に役者の紹介。
なかなかのものです。
オールキャスト。子どもたち11人と先生2人です。
祢津小学校
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