第31回長野県部落解放子ども会大会 2005年10月15日(土)
主催者あいさつ 解放子ども会の県大会が松代小学校で行われました。
開会行事では、主催者あいさつの他、地元解放子ども会代表のあいさつや、松代小学校みどり会(児童会)代表の歓迎の言葉もありました。
来賓の方々も大勢ご参加してくださいました。
小学校低学年レクレーション交流 工作 開会行事の後、小学校低学年の部と、小学校高学年・中学生の部に分かれて会を開きました。
小学校低学年は音楽室で牛乳パックを使ったびっくりボヨヨ〜ンと、画用紙とストローで作る竹とんぼの工作をして、遊びました。
青年部の人と小さい子どもたちのコンビが微笑ましかったです。
青年部ロックバンド『リーガル』の演奏 小学校高学年と中学生は、『差別と戦争』と題した講演を聞いた後、青年部ロックバンド『リーガル』の歌と演奏を3曲聴きました。大きな音量でうるさい感じでしたが、伝わってくるものがありました。また、トークが楽しく、気持ちを隠さずに表していて、心に訴えて来ました。
全国子ども会集会報告 次に、東御市解放子ども会の『全国子ども会集会報告』がありました。
中学生部会の4名がステージで堂々と話せました。
僕はスクリーンに写真を映し出す役をしていました。
ちょうど終戦60年ということで、広島で開かれた大会でした。原爆の怖さや差別の現実を感じたままに報告してくれました。
高校生の発表 『かたれない だから伝えたい』という高校生の発表がありました。

4名の高校生が自分の今の気持ちを素直に話してくれて、思わず目頭があつくなってしまいました。
象山地下壕前 象山地下壕前 象山地下壕の中 昼食の後、高学年・中学生は、フィールドワークに出ました。象山地下壕です。
昭和19年11月11日から作り始めて終戦までの10カ月ほどで、10kmも掘り進んだと聞いてびっくりです。いかに過酷な労働を強いたかがわかります。
地下壕内 弘法山方面の説明 象山地下壕を出て、僕が同推だった9年前にお話を聞いたことのあるMさんのいらっしゃる解放子ども会へ行きました。
Mさんは今もお元気で、差別のことや今の子どもたちへの励ましの言葉を熱く語ってくださいました。
9時から4時まで、自分の心を見つめるいい機会となりました。

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