5年和組の一学期(2000年度)


写真をクリックすると大きくなるよ。                      

4月5日(水)



始業式、入学式
5年生のスタートです。笑顔と希望とちょっぴり不安を持って、全員がそろいました。4年生の教室へ行きかけた人もいました。『たんぼ』という学年だよりを出しました。

4月6日(木)


自分の机といすを決める。
斑、係、掃除分担、給食の係と座席を決めました。子どもたちのやる気がうれしいです。目を輝かしています。

4月10日(月)






今年1年間、お世話になる田んぼを調べに行きました。きちんとした長方形ではないけど、およそ50m×40mほどありました。広いです。土の温度は12℃。
「石どかした方がいいよね。」と、子どもたちが気づいて、田んぼに入っている大小100個以上の石をみんなで外へ出しました。石の下に虫やミミズがいました。もう春だよ。

4月17日(月)

田んぼのこれからの計画を立てました。

すると、田んぼの石やゴミ拾いをしたいと子どもたちが言い出したので、田んぼへ出かけました。

大堰(学校の中を流れる用水で、幅を広くしてある)の横にある梅の木が満開に白い花を咲かせていました。

たくさんの石やゴミを拾った後は、田んぼがとてもきれいになりました。武石川へどろのついた靴を洗いに行ったら、そこで黄鉄鉱の結晶を拾い始める人もいました。

4月21日(金)

1年間、寝かせておいたしいたけの木を立てていきました。
全部で150本ほどありました。今年は、いよいよしいたけが出てきます。楽しみ。
写真は、しいたけの木をたたいて、水くれをしているところです。

4月25日(火)

田んぼに肥料をまきました。
トラック2台分の堆肥と、200kgの「みつかね」(イネが転ばないように強くするための栄養剤)を田んぼにまきました。子どもたちは、「気合いだ!」と言いながら、スコップ、一輪車、バケツ、ざる等で田んぼにまんべんなくまくことができました。 

 児童作文

給食は、田んぼを見下ろせる満開の桜の木の下で食べました。

4月26日(水)

田おこしを見学しました。

トラクターに乗せてもらったり、質問に答えてもらったりして、いい学習になりました。

4月27日(木)


信廣寺のしだれ桜


信廣寺での座禅

武石焼の体験

春の遠足

   児童作文

武石村の文化財を巡ってきました。
鳴き龍(妙見寺)に耳をすまし、
座禅で心を落ち着かせ、
武石焼(武石村の焼き物)を作る体験をしてきました。

5月 1日(月)

田んぼの代かきを見学しました。

田んぼに水が入るとカエルがたくさん来ていました。イトトンボも飛んでいました。

畦から水がもれないように、あぜシートを立てて、倒れないようにくいを打って、石で動かないようにしました。

5月2日(火)

育苗センターを見学しました。

小学校から歩いて5分ほどのところにある4町村によるセンターで、今年できたばかりです。ここでは、8万箱の苗を作るそうです。

苗箱にスポンジのようなものを敷いて、その上に土を入れ、もみをまき、また土をかぶせる。これが自動的に行われます。それが、2日で芽を出し、温室で太陽の光を浴び、自動水やり機で霧状の水を浴び、どんどん育ち、出荷されます。

学校田も、ここから苗をもらっています。

5月8日(月)




田植え
5年生だけで、全校に先がけて、田植えをしてみました。裸足で田んぼに入ると、「つめた〜い。」という声も上がりましたが、太陽が顔をのぞかせると、水がキラキラ光り、暖かくなってきました。緑の苗が一列に並び、風が心地よく感じるようになってきました。

5月9日(火)




交流田植えの準備とリハーサル
明日は、練馬区の豊玉東小学校の6年生、76名を迎えて、交流会と田植えをします。その準備を午後に行いました。体育館を飾り付け、お迎えの言葉を書き、進行にそってリハーサルをしました。それぞれの分担で、みんながんばっていました。

5月10日(水)

交流田植え

午後1時50分、全校で、豊玉東小学校の6年生と職員の方々をお迎えしました。金管バンドの演奏で、花のアーチをくぐって入場してもらいました。

学校紹介では、豊玉東小学校の校舎の様子やパソコンで武石小から送った田おこしや代かきの写真を見ている様子などが、スクリーンに大きく紹介されました。代表で話してくれた男の子がとても味のある話し方で好感が持てました。

いよいよ田植えです。最初は近づいて行かれなかった子どもたちも、作った名刺を渡したり、握手をしたりする中で、すぐに仲良くなり、ニックネームで呼んでいる人もいました。田んぼに裸足で入るのが初めての人がほとんどで、「うわあ〜。」とか、「気持ち悪い。」と言いながらも、田んぼの中を少し歩けば、慣れてきて、楽しく田植えができました。

終わりには、カエルを追いかけてつかまえる子、川で足を洗ったり、黄鉄鉱をもらったりする子もいて、すっかり2つの学校の子どもたちがうち解けていました。帰りのバスを裸足で追いかけて、別れを惜しんでいる子どもたちや、バスの中から手をふる子どもたちの笑顔がうれしい交流会でした。

5月23日(火)〜
5月26日(金)
6年生の自然教室の引率で千葉へ行っていたので、自習になりました。
3泊4日で、いろいろな体験ができました。
月1日(木) 劇団がやってきました。うさぎがトンチを使ってトラやワニをやっつけちゃうお話でした。
6月5日(月) 歯の衛生週間です。はみがきをきちんとしようという呼びかけがありました。
6月7日(水) 体重測定のときに歯医者さんからお話がありました。虫歯にならないために、食事や歯のみがき方に気をつけなくてはいけないと、よく分かりました。
6月15日(土)


 
自然教室の下見に行きました。
美しの国から美ヶ原の物見石山への登山コースです。梅雨の中休みですばらしい青空の下、気持ちのいい登山ができました。途中の登山道には、いろいろな種類の花が咲いていました。落葉松林や白樺の木も美しく、風が心地よかったです。
左の花の写真は、マイヅルソウです。
途中からときどき武石村の集落が見えるコースで、子どもたちの家や学校方面がよく見えました。
6月17日(土)




参観日。自然教室の練習として、飯ごう炊さんをしました。グループごとに、計画を立て、買い出しをして準備をしてきました。今日は、初めてお米をとぎ、野菜を切って、火を燃やして、カレーライスを作りました。6つのグループ、それぞれが協力して、いい味を出していました。みんなおいしくいただけました。
6月21日(水)


 

    
田んぼの草取りをしました。
昔ながらの手押し草取り機を2台使って、貴重な経験です。深宮先生に教わって、イネとイネの間を50cmほど行ってはもどり、行ってはもどりしながら、草を土の中に埋めていきます。通り過ぎた後のイネの間は草が見えずにスッキリしていました。
他の子どもたちも足で草を押し込みながら、田んぼの中を歩きました。
無農薬で育てるというのは、大変ですが、お米を作る苦労や喜びを体験できることと思っています。

教室へ帰る途中に大きな桑の木へ上って、ちょうどあまずっぱくなった桑の実をみんなで食べました。男子が木に上って、女子にとってあげていました。
6月28日(水)


グループごとに米作りについて調べていたことを発表しました。
黒目探検隊は、どんな種類のお米がたくさん作られているか。20年前からの生産量と消費量の変化などを発表しました。
歴史探検隊は、昔の米作りの様子と今の米作りを比べて、道具や機械、農薬、などについて調べました。仕事の時間が大幅に短縮されたことに、みんなびっくりしていました。
7月1日(土)



音楽会でした。昨年までは、ずっと秋に音楽会をしていたのですが、今年から一学期に行うことになりました。とてもいい天気で、体育館の中は30℃を越える暑さとなりました。
それでも、子どもたちは、歌に演奏に集中して心をひとつに、すばらしい発表をしてくれました。
5年生は、合唱♪飛べペガサス♪と♪少年の日はいま♪ 合奏♪ザ ウィンド フォレスト♪の3曲を発表しました。練習の成果を十分に発揮できたと思いました。
7月10日(月)



田んぼの草取りをしました。すごい草です。
でも、子どもたちは魚を発見しました。
「田んぼに魚がいるということは、農薬を使っていないということだよね。」
「草が多くて、お米があまりとれないかもしれないけど、どっちをとるかだよね。フナが住める方がいいか。」
たくさんの草を踏みながら、そんな会話が聞こえてきました。
田んぼの仕事の後は、武石川です。水泳の用意をしてきていたので、すぐに川へ。水はちょっと冷たかったけど、今年最初の川遊びで楽しそうでした。
7月13日(木)
〜14日(金)


 
焼山沢   お仙ケ淵

 
物見石山登山  ヒカリゴケ

 
ハナイカダ   トガの木(村木)



キャンプファイヤー
自然教室

すばらしい天気のもと、美ヶ原登山、焼山沢下り、飯ごう炊さん、キャンプファイヤー、自然散策などが生き生きと楽しくできました。

物見石山の登山では、ハクサンフウロやエーデルワイスなどの花々が咲き、風に吹かれながら気持ちのいい登山ができました。
焼山沢下りでは、滝やヒカリゴケ、村木のトガの木、ハナイカダなどを見ることができました。
飯ごう炊さんでは、協力してカレーライスが作れました。おいしい夕飯になりました。
キャンップファイヤーでは、火の神からいろいろな火をもらい、歌、ゲーム、フォークダンスができました。
二日目は自然散策でお仙ケ淵へ行ったり、アスレチックをしたりすることができました。
7月18日(火)



参観日
家庭科で、小物づくりをする。
ペンケース、小銭入れ、マスコットなどを作りました。見ていられずに、手が出るお母さんも。
7月20日(木)



海の日
親子草取り  35人
すぐに肥料ぶくろがいっぱいになるくらい、田んぼ一面の草でした。2時間やっても田んぼ全体の10分の1くらい。
冷たい麦茶がおいしかった。
7月23日(日)



親子草取り  20人
午後4時30分から2時間
ようやく田んぼの半分くらい水面が見えるようになりました。
しかし、20日にぬいたところから、もう草がでてきている。ショック!
7月24日(月)
 

 
1時間目に草取り、ひとり10メートルがノルマ。
子どもたちの手では、根っこから取るのが難しい。
それでも、よくがんばって、田んぼの南西の角がスッキリしました。

7月27日(木)



田んぼの草取り
校庭の草取りをしてから田んぼへ。
根っこからぬかなくてもいいから、とやり始めたけど、やはり終わらず、プールへ。
夕方、お母さん方が、また来てくれて、田んぼの草取りをしてくれる。
7月28日(金)

 

 
一学期終業式
83日間の一学期が終わる。
全員無事に健康な一学期でありました。
自然教室の作文やお世話になったグリーンキャスターの方々や営林署の方々にお礼の手紙を書く。
図工で作ったホワイトボードもそれぞれ個性的に仕上がりました。
8月2日(水)、4日(金)




田んぼの草取り
全部は取れませんでしたが、保護者の方々の熱意、やさしさを十分に感じることができました。
5日間の草取り、本当にありがとうございました。

6年和組TOPへ 5年和組二学期へ