孔雀捕物帖 2003 4月〜
4月18日(金)PTA総会のときに鳥小屋の孔雀が脱走。体育館の屋根を越えて逃げ出す。
4月29日(火)東信ジャーナルに真田町で孔雀発見の記事が載り、捕物帖の始まり始まり。


孔雀捕物帖5月3日(土)
前に一度取り逃がし、今回は鳥取り名人から教わった足引っかけ作戦で臨む。材料を手に学校を出る村ちゃん。段ボール箱は捕獲成功のときに孔雀を持ち帰るためのものです。

現場に到着。竿の先に針金で孔雀の足をひっかけるものを取り付ける。

撮影は村ちゃんの娘(高3)。○○さんの家の庭にいるとの情報が入る。

川の土手づたいに身を潜めながら近づく。今回は手作りの投網も持っている。
家の軒下に孔雀を発見。近所の人も見に来て、アドバイスをいただく。
5,6mに近づいたところで、逃げられる。
すぐ近くの土手に着地して、川に下りて向こう側の山に登り始める。
後を追い、山を登り、足引っかけ棒でねらいを定めてエイッと伸ばすが、足にさわったでけで、孔雀は大空へ。
孔雀は川を越え、200mほど離れた電線にとまる。
近所の人も追いかけてくれて、棒きれを投げて、孔雀を飛び立たせる。
電線から屋根に飛び移る。しばらく小休止。記念撮影をする。

近所の人が屋根に登っていくと畑に下りて、民家の近くに歩いていく。両側から囲んで、3mほどまで近づくが山に飛んで行く。網を投げたが、届かず。山へ追いかけて逃げられ、竹藪の方へ飛び、見失う。今日はここまで。


孔雀捕物帖5月5日(月)
真田町へ行って、歩いていると早速情報が入る。山のお墓の辺りにいたということで案内をしていただく。車の幅いっぱいいっぱいの急な道を登り、お墓へ着くが、いない。下の家の近くに孔雀のような色のものがあると、下りて行く。そこの家の方と近所の子どもやおばあさんも一緒になって探す。いた。竹藪から畑に出てくる。
家の庭に飛んで追いつめる。2mくらいまで近づき、網が当たるが飛び立ってしまう。
家の陰に隠れて挟み撃ちにするが、おしいところで逃げられ、またも屋根に。
今日はここまでにしてやろう。お互いによくやったと労をねぎらいながら、記念撮影。

孔雀捕物帖4
4回目も山を登り、川を越え、追いかけ回すが屋根に逃げて、終了。ご苦労様でした。

孔雀捕物帖5月23日(土)
ある家で餌付けに成功。朝夕、必ず姿を見せてくれるとの情報から、朝6時集合で、今回は家の玄関に誘い、戸を閉めて、閉じこめる作戦。
いい調子で玄関に近づく。
今一歩、警戒していて玄関に入らず、軽トラの荷台で毛繕い。
コンクリートが乾かなかったところを孔雀が歩いて、足跡をつけていってくれたそうです。記念として、期日が刻み込まれていました。
首をしっかり伸ばすと、大きく威厳がある感じに見えます。
孔雀を見るためのベンチを駐車場の横に作ってありました。もうすっかり孔雀が家族の一員のような、なくてはならない存在になってきているようで、学校へ連れ返るのが悪い気さえしてきます。
目の前を歩いて行く孔雀。
ベンチに座って見ていると、のびのびとしている孔雀。
お米を投げると、それを食べて、次に畑の野沢菜をついばみます。
1mくらいにまで接近する孔雀。

孔雀捕物帖 5月29日(木)
真田町の養鶏をしている方から連絡が入り、行ってみると、鳥小屋の中に孔雀がいました。網で捕まえると逃げ場がなく、あっけなく網の中。段ボール箱の中に入れて、ガムテープでしっかりとめました。
車の中で、あまり大人しいので、死んじゃっていないだろうかと心配になりましたが、カーブのところで、箱の中からガサガサという音が聞こえて安心しました。
学校に着くと鳥小屋の中で箱から出してあげました。バサバサっと飛んで箱から出てきました。雌の孔雀はすぐに近づいていきました。「おかえりなさい。」と言っているのでしょうか。それとも、「あなた!1ヵ月以上も私をひとりにして、どこ行ってたのよ!」と言っているかもしれません。めでたしめでたし。・・・完

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