一日目 2003年 8月4日(月)
会場の菅平小中学校

標高約1300M
まず、3人の講師の先生から、それぞれ説明がありました。
菅平のロ−ム層の写真の説明です。
実際に大松山スキー場へ出かけての講習です。
木の影のあるところに横に赤い層があります。

それが、更新世中期の赤色粉末軽石層。
上で説明してくださっている講師の方のベルトのあたりに赤色粉末軽石層があり、その上、頭のあたりに第2軽石層がある。
次につばくろスキー場に移動しての講習です。

ここには、第2軽石層よりさらに上にある新しいローム層が3mほど堆積している。
講師の先生から説明を受ける。
向こうに根子岳(左)と四阿山(右)が見える。
レタス畑の周りの路頭。
ここは、更新世前期の約70万年前の火山灰で、講師の先生が『曙ローム層』と呼んでいる地層です。
その曙ローム層を採取する。
右側の路頭に草が生えているところで火山灰を採取しました。
採取した火山灰を菅平小中学校へ持ち帰り、ふるいにかけながら洗って、火山灰に含まれる粒だけにします。
それをホットプレートで乾かしているところです。
乾いた粒子を双眼実態顕微鏡で見たところです。

粗いふるいにかけた粒子は大きいです。
細かいふるいにかけると、小さい粒子が見えます。

まだ、灰のかたまり(茶色い粒)があるので、洗い直しました。
洗い直したのが、これです。

粒がきれいに見えます。
中央の黒い六角形が黒雲母です。
中央上にある細長いのが長石。

下にある透明な粒が石英と思われます。

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